バラが好き! でも、出来るだけ手をかけずにバラを楽しみたい。 お花屋さんのお店に並ぶバラのように、美しくはないけれど、 5月には庭中バラに埋もれる…そんな夢のような庭を造りたい。
●冬仕事…剪定・誘引・石灰硫黄合剤など ●夏仕事…お礼肥、剪定 ●害虫…バラクキバチ・オトシブミなど ●病気…黒星病
12月 大苗の植え付け 出来れば50〜60センチくらいの穴を掘って、土を改良してから植えつけます。色のつり合いや枝張りなどを考慮して 場所を決めたつもりでも、一年後、バラが思い通りに生長しているとは限りません。買ってきた苗は鉢植えでしばらく観察するのもいいかもしれません。
12月 つるバラの植え付け 太い枝が出る種類と、比較的細くて曲げやすい種類。太いものは、かなり広いスペースが必要と考えてください。あまり人気のある品種にこだわらず、細くてもたくさんシュートが出るものを、選ぶことをおすすめします。つるバラは、枝を曲げることでたくさん咲くのですから。
12月 株バラの剪定 株バラは30〜40センチくらいの高さになるように剪定。芽の上、あまり芽ぎりぎりにならないような位置で切ります(伸びたシュートが風で折れてしまうおそれ有)斜めでなくてもいいですし、外芽でなくてもいいと思います。要は風通しよく、全体のバランスがよくなればOK。
1月 つるバラの剪定誘引 つるバラはだいたい1月頃剪定、誘引。フェンスにしろアーチにしろ、とにかくなるべくつるを横に曲げることです。欲張ってあまりたくさん枝を残さず、風通しがよいように、配置して麻ひもで結びます。わが家は小窓と小窓の間にワイヤーが張ってあり、そこに誘引しています。
1月 寒肥 冬の元肥は、配合肥料を一株にコップ4杯ずつ、根元から30〜40センチくらい離れたところに、穴を掘って埋めます。まわりに植物があって掘れない時は、地表にばらまいていいと思いますが、もぐらやタヌキや愛犬(?)に食べられないように、土をかけておきます。
12月〜1月 石灰硫黄合剤 1月。カイガラムシをブラシで丁寧にこすり落としてから、10倍にうすめた石灰硫黄合剤を刷毛で塗ります。 強アルカリ性であるため、刷毛は一年でだめになります。金属製の物(アーチ等)にはなるべくかからないように、もちろん手や顔にもかからないように注意してください。
7月 お礼肥と葉っぱとり 2番花が咲き終わったら、冬にやる肥料よりは少なめ、一株にひとつかみずつくらいの有機肥料を施します。 この頃には黒星病も出ているので、病気の出た葉っぱは全部取ってしまいます。枝が込み合っているところがあれば、枝透かしを行います。
8月 最終日曜日は剪定の日 関東地方では、この週に切れば、ちょうど10月はじめに秋バラが開花するはず…ということで、この週に決めているのですが、バラには早咲き遅咲きがありますし、まだ咲いているものもあるので、品種によって臨機応変にやってみて下さい。全体の三分の一程度を切ります。
4月 バラクキバチ きれいな新芽が伸びて、その先に待望の小さな蕾が見え始める4月。その茎の先端10センチほどがだらんと萎れてしまいます。バラクキバチ。被害が蕾の付くところだけに、悔しい思いがします。 新芽の茎にアルミホイルをまいて防除。バラクキバチを見ますか?
4月 蕾とクロケシツブチョッキリ 地植えにして2ヵ月。気温の上昇とともに小さな蕾を付け始めるバラ。同時にこの虫との戦いも始まります。やわらかな新芽や蕾が突然縮れて枯れてしまう、クロケシツブチョッキリの被害。被害にあった部分を取ったり、見つけた虫は直ちに捕殺しています。クロケシツブチョッキリを見ますか?
4月 オトシブミ@ 丁寧にクルクルと葉が巻かれています。しかも巻きはじめの部分はきちんと内側に折り込まれています。クロケシツブチョッキリの仲間 の「ヒメクロオトシブミ」。この包みの中をそうっと開いてみると、中には小さな黄色い卵が入っていました。中を見ますか?
6月 バラタマバチ バラの葉の間に、濃いピンク色の不思議な玉がありました。よく見ると棘のようなものも付いています。バラタマバチという虫が作ったものらしいのですが、中に何が入っているのか、ひとつ切って中を見てみました。
7月 バラに集まるギャング団 2番花も終わり、ぽつぽつとしか咲かなくなってきた小さなバラの花に、ごちゃっと群がって花びらを食べています。「マメコガネ」のギャング団。7月は 摘蕾の季節ですので、残ったこの小さな花もマメコガネごと切って、袋に入れて捨ててしまおうと思います。
7月 綿のような…雪のような… 幼虫のあいだ、バラの茎にたくさんとまって、こんな白い分泌物を出します。白い綿のようなものが、ふわふわ飛んできて、網戸が汚れたりすること…よくありませんか。それはこの「アオバハゴロモ」成虫は意外にかわいらしい形をしてるんですよね。アオバハゴロモを見ますか?
8月 オトシブミA 4月に、くるくる巻かれたバラの葉の中にあった小さな卵。無事に(?)大人になって、ちゃっかりとアンジェラの葉をかじっていました。 クロケシツブチョッキリより一回り大きくて、羽はつるつるした感じ、ずんぐりとした体形がユーモラスです。
8月 テッポウ虫のお母さん? メアリーローズの枝の先にいた「カミキリムシ」 幹に穴を開けて卵を産み付けてしまうやっかいな虫です。木屑のようなものが地面に落ちていたら、要注意だそうです。この日はメアリーローズの根元に小さな穴のようなものを見つけてびっくり!針金でつついてみましたが、どうやら穴ではなかったようです。
4〜11月 チュウレンジハバチ 新芽が伸びる頃から、寒くなるまで、常にこの蜂はバラのまわりで見られます。産卵中のオレンジ色のお腹をした成虫は指ではじくと気絶してしまうので、つまんで取り、産卵の跡があれば爪でつぶしておきます。画像のような幼虫は手で取って、踏みつぶします。
6月〜10月 やっぱり黒星病 梅雨に入ると、外に出られない日も多くなって、ついついバラの見回りも怠りがち。毎年、気が付くと黒星病が蔓延してしまいます。 わが家の場合、この病気だけは、どうも農薬を使わないとだめなようで、月2回くらいは「ダコニール」「サプロール」などを散布します。